フキノトウ(アキタブキ)
フキノトウは、フキの花
フキノトウは、フキの花です。春には、フキノトウだけが目立ち、夏になるとフキの葉ばかりで目立ちますが、注意して見ると、フキノトウの近くにフキの葉を見つけることができます。これらが本当に、同じものなのか、実際に根を掘ってみたことがあります。根は、つながっていました。

網走のフキの種類
網走あたりにあるフキは、アキタブキです。

雄株・雌株
同じように見えるフキノトウですが、実は雄株と雌株があって、雄株には雄花、雌株には雌花だけが咲きます。

そのことは、知識としては知っていましたが、実際に調べてみたことはありません。そこで、今年は、よく観察してみました。
左が雄株。右が雌株です。
派手な方が雄花で下がその拡大写真で、黄色い花粉が見えます。
一つの花を分解してみると、雌花の下には、子房がついています。
雄花
雌株
雄花
雌株
雄花拡大
生えている状況を見ると、雄株は、雄株だけ十数本で一群となり、雌株は雌株だで集まって一群となっていいるようです。これらの一群は、全部根がつながっているのかもしれません。

フキノトウは,春出るの?
 
フキノトウというと,フクジュソウと並んで春を告げる代表です。でも,以前,山を歩いていたら,枯れ葉の中に,フキノトウのつぼみが埋まっているのを見つけました。フキノトウが出るのは春だと思っていましたが,実は前の年の12月には,すでに枯れ葉のしたで芽を出していたんです。

では,フキノトウのつぼみが出来るのは,何月でしょうか? 私は,漠然と11月ごろと思っていましたが,山を歩いている時に,下の写真のような状態のフキノトウのつぼみをみつけました。(下の写真)

 その時期は,なんと10月9日でした。

フキは,来年の準備を
10月の上旬から始めているんですね。

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