春の星座

星座は，とても大きいものです。ひとつ，ひとつの星座がこの画面の４倍くらいあると，お考えください。
惑星が星空の中に見えることがあります。惑星は，水星・金星・火星・木星・土星は，とても明るく見えます。
ですから，，惑星をまず見つけて，それを目印に星座を探すとわかりやすいことが少なくありません。
けれども，惑星は，太陽の周りを回っているため，数日すると，その見える場所が変わってしまい，
数ヶ月，１年もすると大きくその見える場所が変わります。そのため，このぺージでの図版では，惑星を省いています。

惑星がどこに見えるかは，天文ソフトをなど使うと良いでしょう。例えば，

★Stella Theater Liteは，フリーソフトウェアで無料。一般の方は，こちらで十分でしょう。
★Stella Theater Proは，こちらはシェアウェアですが，少し高級になります。
9.5等星までの恒星と，軌道要素を入力すると彗星の位置も表示してくれます。

http://www.toxsoft.com/softlib.html

★「Cielo Stellato 88星座完全ガイド」へリンク

全天の88個すべての星座を、イラストと星図入りで解説し、星座にまつわる神話も紹介しています。

http://www.toxsoft.com/stella/index.html

春の星座の探し方

（１）春には，北斗七星が頭上に見えます。春の星座は，北斗七星をまず見つけましょう。北斗七星を見つけるｺﾂ。は，本物の北斗七星は，こういう図よりずっと大きいことを頭に入れて探すことです。

（２）北斗七星は，北極星を見つけるのにも使います。北斗七星の升の一番右の部分の二つの星を５倍のばしたところ付近にある２等星が北極星です。この付近には，ほかに明るい星はありません。

（３北斗七星の杖の部分をずっとのばすと，うしかい座の１等星，アルクトゥルスにぶつかります。

（４）さらにそれをずっと，ずっと延ばしていくと，１等星にぶつかります。その１等星がおとめ座のスピカです。おとめ座の形を星空から探すことはなかなにか難しいです。スピカから上～右の部分のY字形は，わりとわかりやすい。

（５）北斗七星と背中合わせのような状態で，しし座があります。しし座は，頭の部分の逆？マーク（大釜という）と，お尻の部分の直角三角形を探すと見つけやすいでしょう。レグレスは，北斗七星の升の２つ星を延長したところにあり，そうやって探す方法もあります。

（６）かみのけ座は，暗い星ぱ゛かりの星座ですが，実はMel．１１１という星団です。距離２８８光年とかなり星団としては，近いところにあるのでかなり広がって見えているのです。このあたりには，「かみのけ座星雲団，「おとめ座銀河団」があり，空の暗いところで少し大きな天体望遠鏡を使うと，たくさんの星雲が見えます。